提供された古文具と古本=2024年11月2日、西宮上ケ原キャンパスE号館、林諒太郎撮影
KG SDGs キャンパスサポーターは11月2日、3日に西宮上ケ原キャンパスE号館101教室で「SDGs 古着・古本・古文具の無償提供」を開催した。
SDGsにあまり関心がない人に課題や現状を知ってもらうことが企画の狙いだった。10月15日から10月21日にかけて西宮上ケ原キャンパスの食堂BIG MAMA前に回収ボックスを設置し、集まった古着等を新月祭で提供した。
企画ではSDGsに関するクイズとかるたで得たポイントに応じて古着等と交換できる形式をとった。新月祭のブースを巡る人やファッション、読書に興味のある人が多く立ち寄り、広く注目を集めることに成功した。
クイズでは単に正解することに留まらず、知識を深めることができるように内容を工夫した。たとえば、「母子共に健康に生まれてくることは決して当たり前ではないことです。では、母子の健康と成長を記録する母子手帳の発祥の国は次のうちどこでしょう?」という問題だ。選択肢はノルウェー、カナダ、日本で、答えは日本だ。
代表の入谷遥さん(法学部3年)は、「ほんの軽い気持ちでSDGsを知ってもらって日常の変化に繋げてもらえると嬉しい」と企画に対する思いを語った。 (林諒太郎)
イベントの様子=2024年11月2日、西宮上ケ原キャンパスE号館、林諒太郎撮影
SDGsに関するクイズ=2024年11月2日、西宮上ケ原キャンパスE号館、林諒太郎撮影