全日本合唱コンクール 4大会ぶり最高賞と12大会連続の金賞 関西学院グリークラブ

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 第75回全日本合唱コンクール全国大会の大学職場一般部門が11月19日、三重県文化会館(津市)であった。関西代表として大学ユース合唱の部に出場した関西学院グリークラブは、12大会連続の金賞と4大会ぶりに部門最高賞に当たる文部科学大臣賞を受賞した。森一眞部長(教育学部4年)は「部員が減りつつあり、1人あたりのプレッシャーも大きかったが、全員が本気を出せた」と喜んだ。

 グリークラブは自由曲に、東西四大学合唱演奏会で披露した『Agnus Dei=空海・真言・絶唱』を選曲した。環境音やトライアングル、お経の個性的な演出が散りばめられた6部合唱の曲。練習時から、作曲した千原英喜さん(65)から直接指導を受けるなど、森部長は大会前から自信をのぞかせていた。大会では、演奏冒頭の語りの声をソロパートから2人に変更し、立体的な音の響きを狙う独自のアレンジもあった。

 グリークラブは例年の半分以下の37人で出場した。1人あたりの責任が増え、1年生にも強いプレッシャーを感じさせたと心配に感じる部分もあった。不安を抱えながらも日本一に輝いた要因は練習や本番の場数の多さだった。「歌の完成度や決めるべきところで決められたのは、日頃の練習量がもたらした結果だった」と思い返した。

 来年2月11日には、3年ぶりに有観客で関西学院グリークラブリサイタルを開く。「日本一の名にふさわしい演奏をしないとね」と笑みを浮かべた。      

 本大会では、前年度文部科学大臣賞を獲得した都留文科大学合唱団(山梨県)が銀賞、湘南ユースクワイア(神奈川県)が初出場で金賞という結果となった。森部長は「今年1位になっても、(来年は)どうなるかは分からない。来年に向けて気は抜けない」と後輩たちの身を引き締めた。(柴崎辰徳)

演奏後の集合写真=関西学院グリークラブ提供

柴崎辰徳

投稿者プロフィール

兵庫県加東市出身、文学部総合心理科学科心理科学専修3回生。最近の関心はモラルライセンシング効果(moral self-licensing)。新聞総部では、アメフトやグリークラブなど主に部活動の活動様子を中心に取材。また、広報担当としてポスターの作成やSNSの運用等も携わっている。

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