関西学院大学アメリカンフットボール部は15日、神戸市灘区の王子スタジアムで桜美林大学との春季交流戦があり、関学大が45-21で勝利した。
第1クオーター(Q)開始2分、関学大はQB鎌田陽大(3年)のパスから、WR衣笠吉彦(3年)がタッチダウン(TD)し先制。その後も、池田唯人(3年)の2度のTDなどで得点を重ね、前半を28-7で終えた。
第3Qでは、QB柴原颯斗(2年)が、自らボールを持ち込んでTDに成功し、35-7と桜美林大を突き放した。
第4Qは一転し、開始39秒に桜美林大にTDを決められた。3分にキッカー福井柊羽(4年)のフィールドゴールで3点を追加するも、直後の8分、桜美林大にTDを許した。11分、RB前島仁(3年)がランからTDを決めた。一時、桜美林大に押し込まれたが、終盤に盛り返し45-21で勝利した。
関学大の大村和輝監督は「相手にパスをよく通された。タイミングの早いパスは、LB、DBが頭を使わないと」と振り返った。試合では、QB鎌田を中心に多くのロングパスを試みた。「鎌田は肩の強さがある。精度が上がれば、より得点が取れると思う」と話した。
関学大は5月28日、大阪府吹田市のエキスポフラッシュフィールドで関西大学と対戦する。(林昂汰)