なじみの時計台をデザインに 風景印

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 甲山を背に建つ時計台。その前には梅の花が咲く学園花通りが延びる。関西学院大学正門前にある関西学院前郵便局の風景印のデザインだ。

 風景印は、郵便局にゆかりのある風景や名所を描いた消印のことで、神社仏閣の御朱印のような位置付けだ。

 2013年まで、関西学院前郵便局の風景印に時計台のデザインはなかった。局名を「西宮上甲東園」から「関西学院前」に変えるのに合わせて、現局長の森田良さん(56)が風景印に時計台を加えようと動いた。

 局名を変えたのは、利用者の認識と局名とが一致していないことが多々あったからだという。「『西宮上甲東園郵便局です』と電話口で言っても関学前の郵便局のことだとすぐに分かってもらえず、初めて来る人もたどり着くのに苦労していた。皆さん『関学正門前の郵便局』と認識しているから」と森田さん。

 変更後のデザインは好評で、同大学卒業生の中には、結婚式の招待状を送る際に押印を頼む人もいるという。また、各地の風景印を集める収集家からも「関西学院前郵便局の風景印は素敵なデザインだ」という声がある。

 森田さんは「関学関係者にとってなじみのある時計台をデザインに加えて初めて、関西学院前郵便局の風景印として完成したと思う。時計台を入れて良かった」と話す。

 風景印は、所定の料金の切手を貼ったはがきや封書を窓口に直接持って行って希望するか、郵便局宛てに送ると押してもらえる。(吉永美咲)

関西学院前郵便局の風景印。甲山、時計台、梅林が描かれている。
風景印を考案した森田良局長=関西学院前郵便局、吉永美咲撮影

吉永 美咲

投稿者プロフィール

広島県出身、社会学部社会学科3回生。これまで、留学に挑戦する関学生や新型コロナワクチンの大学拠点接種、また、大学を陰で支えている人びとについて記事を書いた。2020年度はオンラインで活動に参加。昨年度の人事でデスクとなり、細かな表現や言葉づかいなど日本語について考える毎日。趣味は合気道、伝統芸能鑑賞など。

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