小学生と裏紙メモ作り オンラインで環境を考える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

 神戸三田キャンパスの学生らが5月5日、オンラインで裏紙メモパッド作りのワークショップを開催した。子供の日に合わせたワークショップには幅広い学年の小学生が参加した。

 参加した小学生は、5枚の裏紙やティッシュ、のりを使い、本格的なメモパッドを制作。折り紙やテープを用いて、表紙に思い思いの装飾を施し、世界に一つだけのメモパッドを作り上げた。

 参加した小学生からは「表紙のデザインを考えることが楽しかった」「うまく紙を切ることが難しかった」などの声が聞かれた。

 ワークショップでは、裏紙を活用する大切さも学ぶ。紙は木から作られるため、沢山の木を伐採すると自然破壊が起こる。一度使った紙を捨てずに裏紙として再利用することが、自然を守ることにつながるという話に、小学生は熱心に耳を傾けた。

 ワークショップを催したのは、神戸三田キャンパスの学生団体「エコステーション」。「日々の中にちょっとしたエコ活動を」という活動理念のもと、環境問題を解決するプロジェクトに取り組んでいる。裏紙を用いたメモパッド作り以外にも、不要な新聞紙やTシャツでエコバックを作るワークショップなど、様々なイベントを展開している。

 作業の進行を担当したエコステーションの山中碧生さん(総政・3)は「オンライン会議システムのズームを利用したワークショップは初めてで不安だったが、想像以上に小学生が楽しんでくれてとてもうれしかった。この裏紙メモパッド作りが、エコへの取り組みに興味を持つきっかけになればと思う」と手応えを語った。(川本暖乃)

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2024-7-12

    徒歩1分!関学生待望パン屋さん boulangerie quatre mariages

    オリジナリティ溢れたパンたち=2024年5月23日、boulangerie quatre mari…
  2. 2024-7-12

    関学大硬式野球部 甲子園を舞台に関大に連勝

    歓喜でグラウンド内に集まる関学大硬式野球部メンバー=2024年5月11日、阪神甲子園球場、石本理子…
  3. 2024-7-12

    マスターピース 「本日は、お日柄もよく」 関西学院大学文学部卒 原田マハ著

     この物語の主人公、二ノ宮こと葉は会社員として気楽で平凡な日々を送っていた。そんなある日、こと葉は…
ページ上部へ戻る