新年を迎えた4日、阪急西宮ガーデンズ本館1階フェスティバルガーデンで「新春書き初めパフォーマンス」があり、文化総部書道部が出演した。1、2年生の部員6名が4分半で迫力ある作品を仕上げた。
紙の大きさは縦2・5メートル、横3・5メートル。中心に太筆で「迎春」と大書きし、その左側には小林一茶の〈世の中を ゆり直すらん 日の始め〉。気持ちに区切りをつけ、新しい年が良い一年になるようにという思いが込められた。観客は1階だけでなく、2階にもあふれていた。
昨年から書道パフォーマンスを取り入れ、活動の場を広げている文化総部書道部。SNSで活動を発信していたところ、阪急西宮ガーデンズから今回のパフォーマンスの提案を受けた。部長の水上優衣さん(法・2)は「観客の数が多く、やりがいがあった。まだまだ改善できるところはある。この経験を次回に生かしたい」と話した。
作品は、15日まで本館2階メインエントランスに展示される。