応援団総部吹奏楽部 華やかな演奏を万博で

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 応援団総部吹奏楽部は5月11日、大阪・関西万博で行われた「ブラスエキスポ2025(関西吹奏楽連盟、朝日新聞社、アド・ダイセン社主催)」に参加した。当日は好天に恵まれた中、壮大な音色が夢洲を包み込んだ。同部からは新入生17人を含む43人が参加し、隊列を組んで大屋根リングの上を行進した。

ブラスエキスポ2025ではギネス世界記録の「最大のマーチングバンド」に挑戦した。これまでの世界記録は1997年に「ブラスエキスポ97」が打ち立てた1万1157人だ。記録のための要件は3つあり「5分以上の演奏」「400m以上のマーチング」「参加者3分の2以上が楽器演奏」だ。演奏した曲はマーチング曲の「星条旗よ永遠なれ」と立奏曲の「故郷(ふるさと)」だ。 

同部を含め全国のマーチングバンドや吹奏楽部、一般の参加者まで計1万2269人が参加し、見事ギネス世界記録に認定された。

応援団総部吹奏楽部部長の牛島里緒さん(法学部4年)は大阪・関西万博会場のシンボルである大屋根リングで演奏したことについて「部員にとって他に代えがたい貴重な経験になったのではないかと思います」と笑顔だった。

 またポップアップステージ北で行われた単独ステージではコブクロ作曲で大阪・関西万博のテーマ曲「この地球(ほし)の続きを」と嵐の「Happiness」を演奏した。見事な演奏を耳にした来場者が次々と足を止め、終盤には会場を埋め尽くした。聴衆らは華やかな音色に耳を傾けた。

演奏する部員ら=5月11日、大阪・関西万博会場(夢洲)ポップアップステージ北、田爪翔撮影

今後の吹奏楽部について牛島さんは「さらに多くの方々に私たちのファンになっていただけるよう、1日1日大切に歩んでまいります」と展望を語った。今後も聴く人々の心に輝く足跡を、自分たちの音楽で刻み続けていく。

 (田爪翔)

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