実際的な学習機会を カンボジア勉強会開催

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勉強会中の様子=8月13日、JICA関西(独立行政法人国際協力機構関西センター)、松浦颯太郎撮影 

 国際教育・協力センター(CIEC)所属教員は8月13日、神戸市中央区に所在する国際協力機構関西センターにて、第4回カンボジア勉強会を開催した。今回は3人の日本人学生が参加した。

 カンボジア勉強会は、関学大に在籍する2人のカンボジア人留学生が中心となって進めるイベントだ。参加学生は各回のテーマに沿って、カンボジアについて学ぶことができる。

 勉強会の主な目的は、今後留学する日本人学生のための準備と途上国に対するイメージの変革だ。

 第4回のテーマは「カンボジアの普通のごはん」であった。

 参加学生は講師役の留学生からテーマ解説を聞いた後、質疑応答や議論を通してカンボジアについて知識を深めていった。勉強会は日本人とカンボジア人の食習慣の違いなどを押さえながら進み、最後にカンボジアの公用語であるクメール語の会話表現を学習して終了した。

 勉強会を主催したCIECの押切康志教授は、勉強会の意義について、「実際にカンボジア人と接することで、書籍からは知ることができない実情を学ぶことができる」と語った。

 カンボジア留学への準備として参加した桝田青花さん(総合政策学部3年)は、「勉強会のおかげでカンボジアに関する詳細な知識を得るとともに、留学への不安を解消することができた」と振り返った。

 CIECは今後も関学大における国際化の推進という目的に向けて活動に取り組んでいく。    (松浦颯太郎)

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