
力投する飯田選手=4月5日、わかさスタジアム京都、久保田創士撮影
体育会硬式野球部は4月5日、わかさスタジアム京都で行われた関西学生野球連盟春季リーグ戦第1節に出場し、第一戦は京都大学に11ー0で大勝した。
試合は今季左のエースとして期待される飯田泰成選手(人間福祉学部3年)がマウンドで躍動した。開幕投手としてマウンドに上がった飯田選手は直球が150㌔を記録した場面もあるなどキレのある変化球とテンポの良い投球で打者を手玉に取り7回を80球3奪三振無失点の好投を見せた。残りの2イニングは2人の投手が無失点でつなぎ京大打線を封じた。
打線では昨季から大きく変わったメンバーが猛攻を見せた。序盤に3点を先制した後の5回表、2本の安打で好機を作ると打者は4番の高嶋奨哉選手(経済学部4年)、打った打球が左前適時打となり追加点を奪った。その後も攻撃の手を緩めず、11得点を挙げて開幕戦を白星で飾った。
新チームの4番として2打点を記録した高嶋選手は「(新チームは)長打が多いわけではないのでつなぐことを意識した」と語った。
開幕戦を勝利した関学大は第二戦、序盤に2点を追いかける展開となったものの、4回の2本の長打などによる5得点などで逆転し7―5と接戦を制した。
関学大は京大から2連勝し勝ち点を挙げた。リーグ3連覇に向けて幸先の良いスタートとなった。 (久保田創士)