
関西学連選抜の一員として出場する山下選手=3月16日、朝日放送前、山本一貴撮影
「大阪・関西万博開催記念ACN EXPO EKIDEN」が3月16日、開催した。若干の雨模様の中、関西学院大学からは関西学連選抜チームの一員として山下慶馬選手(社会学部2年)が出場し、各チームの有力選手が集う5区で力走をみせた。
山下選手は今回の大会に向けて、選出が決まる数か月前から目標とする大会の一つとして練習を続けてきたという。全国区で知名度のある他大学や、日本屈指の社会人チームとの共演となった今回の大会について「結果はそんなに良くなかったが、すごくいい経験ができたと思う」と前向きに振り返った。
大会のコースの沿道には、途切れるところがないほどに観客が訪れ、選手に声援を送っていた。特に、大阪府が中心である関西学連選抜チームへ数多くの声援があり、山下選手は「ずっと人がいて、すごく力になった」と感謝を述べた。
山下選手は今後に向けて、「関西学院大学として、昨年叶わなかった全日本大学駅伝に出場したい」と、今回の経験を糧に今後の成長を誓った。
(宝本拓夢)