
国家財政の在り方を語る村尾信尚教授=2025年2月19日、東京丸の内キャンパス、石岡孝憲撮影
2025年2月18日、東京丸の内キャンパスで開催された霞が関セミナーに関西学院大学教授で日本テレビ系報道番組「NEWS ZERO」元キャスターの村尾信尚さん(69)が登壇した。
村尾さんは学生の国家公務員への理解を深めることを目的に毎年霞ヶ関セミナーを主催している。
村尾さんはかつて大蔵省の官僚として政治家とやり取りする中で、官僚のあるべき姿を憲法第15条2項に見出した。憲法15条2項とは「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」という条文である。
官僚は全体のために働くべきと考える村尾さんは「法律に従い厳正中立に業務を遂行しなければならない」と官僚のあるべき姿を学生たちに力説した。

昨今話題の税金のあり方については、大蔵省で社会保障の予算や国債の発行を扱った経験を踏まえ、安易な減税政策には慎重な姿勢を見せた
村尾さんは「将来世代に負担を先送りしないように税金を決めなければならない」と健全な国家財政のあり方を説明した。
(石岡孝憲)