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「夢は目標へと変わった」 長森遥南、木南更紗、ミラノ・コルティナ五輪へ 関学大で壮行会

 今年2月に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪。その大舞台で日の丸を背負って戦う、関学大関係者2人が誕生した。スピードスケート・ショートトラック派遣選手団に選ばれたOGの長森遥南さん(2024年度教育学部卒)と、補欠として選出された木南更紗さん(法学部1年)だ。

 1月16日、体育会スケート部と関西学院大学競技スポーツ局(KGAD)は中央講堂で壮行会を開催した。木南さんは第43回全日本ショートトラックスピード選手権大会(長野県南佐久郡)への出場と日程が重なったため、当日は家族のみの出席となった。

 会場には、関学生や関係者ら350人以上が集まり、冬季五輪に挑む2人へ熱いエールが送られた。

 壮行会では、長森さんが昨年12月の全日本ショートトラックスピード選手権で500㍍、1000㍍、1500㍍の3冠を達成し、五輪代表に内定した際の映像が上映された。ゴールのたびに会場からは大きな歓声が上がった。

 出席した森康俊学長は、長森さんが体育会スケート部と体育会ゴルフ部の双方に所属していたことに言及した。両部はいずれも学生連盟加盟団体であり、原則として学連間の兼部は認められていない。協議を重ねた結果、長森さんの「二刀流」体制が正式に認められたという。

花束を受け取る長森さん

またゴルフ部での実績にも触れ、「当時、女子ゴルフ部は一部と二部を行き来する状況でしたが、長森さんの加入によって春季リーグでは安定して一部に残留できるようになりました」と、その存在の大きさを語った。

 会では、応援団総部からの激励に加え、スケート部部員からの「遥南」と名前が入った寄せ書き入りの国旗と、花束が贈られた。

 謝辞に立った長森さんは、同じくスケート部OBで平昌五輪に出場した横山大希さん(2016年経済学部卒)に触れ、「8年前、平昌五輪に出場された際の壮行会に参加し、その瞬間、私の夢は目標へと変わりました」と語った。

感謝を述べる長森遥南さん

 また、大学生活については「文武両道が求められる中で競技と学業の両立に取り組み、教育学部で小学校教員免許を取得することができました。さらに、司書教諭の資格も取得し、多くの学びを得ることができました」と振り返った。

 スケート部、ゴルフ部双方への感謝を述べたうえで、「私も、これまで支えてくださった皆さまのように、子どもたちに夢を与えられる存在になれるよう、最後まで全力で滑り切りたいと思います」と力強く決意を語った。

 会の最後は関西学院らしく祈りの時間が設けられた。中道基夫院長は結果だけでなく、これまで積み重ねてきた歩みと努力そのものを称え、無事と健闘を願う言葉を贈った。中道院長は「関西学院は2人を誇りに思っている」と激励し、大舞台へ挑む2人を温かく送り出した。

体育会スケート部との記念写真

ミラノ・コルティナ冬季五輪は2月6日から22日まで。

ミラノ・コルティナ2026冬季五輪のショートトラックは、2026年2月10日にスタートし、20日まで熱戦が続く。ぜひ見てみよう。

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