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アメフト部 日大定期戦中止 被害学生の希望も叶わず

 関学大アメリカンフットボール部は7日、再開予定だった日本大との定期戦を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で関西学生連盟が春季全試合の中止発表したことを受けての措置。2018年の日大悪質タックル問題をうけて昨年は中止していた。

 昨年4月、日大の橋爪功監督らからチーム作りの方針などの報告をうけて以降、やり取りを続けていた。昨年末には日大から定期戦再開の要望もあり、昨季終了後に部内で検討。関学大は日大の指導体制や、リーグ戦の映像から安全に試合を行えると判断。先月20日、同監督と西宮市内で面会し、再開合意に至っていた。

 再開には、悪質タックルの被害を受けた関学大の学生の強い希望もあり、学生の父や主将らも同意していたという。

 来年以降の実施については未定。今後、定期戦実施の可否については、毎年協議して決める方針だという。

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