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献血実行委員会 春の献血週間を開催

 

献血受付中の献血実行委員会=2024年4月19日、西宮上ケ原キャンパス中央芝生横のテント、木下皓太朗撮影

 関西学院大学宗教総部献血実行委員会は4月15日から19日にかけて、西宮上ケ原キャンパスで春の献血週間を開催した。5日間で計412人が献血に協力した。

 献血実行委員長の吉川花乃さん(文学部3年)は「若い世代に協力してくれる人が多いと実感した」と話す。

 宗教総部副総部長の芦北聖柊(あしきたましゅう)さん(神学部3年)は「1年生がどうしたら献血に参加しやすくなるのかを考えながら開催した」と語った。   

 委員会は献血活動の参加者を増やすための工夫としてビラを業者に外注し、広告に力を注いだ。

 杉本裕亮さん(兵庫教育大学3年)は友人を待つために関学大を訪れたところ献血活動を知り、はじめて献血を行った。「誰かの命がこの献血で助かるならよかった」と献血への思いを述べた。

 これまで数回の献血を経験した文学部3年の学生は「普段献血をする機会がなかなかないと思うが、せっかく献血バスが関学に来ているのだから献血をしてみればいい」と献血未経験者に参加を勧めた。  委員会は献血アンケートで採血の痛さや満足度を調査し、次回の活動に生かしている。活動は西宮上ケ原キャンパスで春夏秋冬の4回、神戸三田キャンパスで夏と秋の2回実施している。 (田爪翔)

献血参加者がもらえる景品=2024年4月19日、西宮上ケ原キャンパス中央芝生横のテント、木下皓太朗撮影 

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