応援団総部チアリーダー部DOLPHINSは「精神」、「活気」、「情熱」という意味を持つ「SPIRIT」を今年のスローガンに掲げている。岡本麗由部長(商学部4年)は「DOLPHINSだけのチアスピリッツを体現したい」と今年の活動への思いを語った。
新型コロナウイルスの影響により、DOLPHINSにはいろいろな変化が起きた。2020年からの2年間は体育館での全体練習が難しく、関西学院第2フィールドの準硬式野球場など、屋外での練習が多かった。
練習内容も変わった。コロナ禍以前は「スタンツ」(人の上に人が上がるチアの技術)と「ダンス」の練習をしていた。しかし、感染予防のために互いの距離が近いスタンツが禁止になり、ダンスのみの練習に変わった。
今年の5月初旬から、大学が示すコロナ感染対策が緩和され、体育館での練習とスタンツが再開できることになった。岡本部長は「コロナ禍により、今の4年生までしか経験できなかった『スタンツ』を後輩たちに教え、DOLPHINSの伝統を伝えてゆきたい」と話した。
「チアリーダーとして誇りを持つこと」、「選手と観客の架け橋になること」、「全員が部活動に対して、同じ熱量で取り組むこと」の三つを念頭において活動に向き合いたいと語った岡本部長。
7月にある1~3年生だけのサマーフェスタ、さらに4年生の引退公演となる12月のウィンターフェスタなど、徐々に再開してきた活動に熱心に取り組みたいと力を込めた。(金鼎)