2017年4月9日、本学からほど近い阪神競馬場で開催された第77回桜花賞(G1)で、レーヌミノル号が優勝した▼桜花賞は牝馬三冠競争の第一関門であり、短距離と中距離の中間にあたる1600㍍で行われる▼馬名のレーヌはフランス語で「女王」を意味する。レーヌミノルはデビュー後、短距離とされる1200㍍のレースを2連勝した。しかし、距離を延長した次走以降は、あと少しのところで勝ちきれずにいた▼桜雨の中で迎えた桜花賞当日。レーヌミノルは近走で敗れた相手が軒並み出走してきたことから、1着を予想する単勝で17頭中8番人気と低い評価を受けていた。これまでは、出走した全てのレースで3番人気以内だった▼本学の応援団総部吹奏楽部によるファンファーレの生演奏が、レースの始まりを告げた。レーヌミノルはスタートダッシュを決めると、4番手でレースを進めた。最後の直線で先頭に立つと、他馬の追撃を振り切ってゴールした▼勝ちきれない時期も挑戦を続け、調教で走り込んできた成果が勝利につながった▼勉強やスポーツにおいて、目標をあと少しのところで達成できないことが続くと、諦めてしまうことがあるかもしれない▼しかし、諦めずに挑み続ければ、いつかは花開く▼「桜の女王」が示した教訓を心に刻み、新学期のスタートダッシュを決めたい。
(ポプラ)桜花賞馬レーヌミノルが教えてくれたこと

