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(クローズアップ丸の内) 「自分で汗をかいて情報を集めることが大切」丸キャン就活塾にかける思い

 関西学院東京丸の内キャンパスは2月17日から4月6日にかけて「丸キャン就活塾『先輩にどんどん聞こう』」を開催した。第1回は大阪梅田キャンパス、第2回以降は東京丸の内キャンパスで開催し、オンラインも合わせて35人の関学生が参加した。

 今回の企画は関学大のOB・OGが登壇する就活セミナーだ。最初の2回は基礎編と題し、就活におけるコミュニケーションマナーの講義が行われた。3回目以降は実践編として関学フェローの小池洋次(ひろつぐ)さん(73)が司会を務め、OB・OGへインタビューする形式で進んだ。

 参加者は株式会社商船三井常務執行役員CIOを始めとする各業界で活躍するOB・OGの話に熱心に耳を傾けていた。講座では参加者がOB・OGに質問する時間が設けられ、講座終了後は直接コンタクトを取ることも可能だった。

 企画の目的は関学生がOB・OGと繋がる機会を設けることだ。企画した東京丸の内キャンパス課長の木村(まさる)さんは関西圏の学生と関東圏の学生との間で就活に格差があることに危機感を抱いている。大手企業の本社が集中する東京では、学生とOB・OGの距離が近い。対して情報収集や人脈の構築において関西圏の学生は圧倒的に不利である。

 木村さんは「早くに自分で汗をかいて情報を集めることが大切だ。その行動が次に繋がり、社会に出てからも役に立つ」と力説した。

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