関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで、昼食時の混雑緩和や利便性の向上、利用者が快適に過ごせる居場所づくりを目的とした大規模なリニューアル工事が実施された。対象となったのは学生会館新館の食堂「BIG PAPA」、学生会館旧館の食堂「BIG MAMA」、売店の「Pocket MAMA」および1階学生ラウンジで、7月中旬から9月中旬にかけて段階的に改修が進められた。
今回のリニューアルにおける最大のポイントは、限られたキャンパス内の空間効率の最大化と、ストレスフリーな動線の確保にある。
これまで昼食時のピークタイムには、手荷物等による座席の占有が課題となっていた。これに対応するため、新たに導入された机および椅子には、カバンや手荷物を掛けたり置いたりできる機能が備えられた。これにより座席の占有が抑制され、利用効率の向上が図られた。
また、椅子の後方スペースには十分な通行幅が確保されるよう、全体の配置レイアウトが抜本的に見直された。混雑時にも学生や教職員がスムーズに移動・利用できる環境が整備された。
さらに、家具の更新にあわせて床や壁といった内装も刷新された。日常的な昼食利用だけでなく、休憩時における利用者間の交流が多角的に促進され、より快適性の高い空間へと生まれ変わった。
一足先に工事が完了し、8月のオープンキャンパスから営業を再開したBIG MAMA食堂では学生たちが楽しく食事をする姿が見られた。
改修後初めて食堂を利用した文学部2年の女子学生は驚きを口にしつつ「きれいな環境で食事をできるから嬉しい」と話した。新しくなったキャンパス環境は、日々の学生生活やキャンパスコミュニティの利便性向上に大きく寄与している。
(田爪翔)

