関西学院大学交響楽団の演奏=津村晃希提供
関西学院大学交響楽団は2月10日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール(兵庫県西宮市)で第146回定期演奏会を開催した。
1951年から定期演奏会を行うなど伝統を保ちながら、テレビでの演奏や昨年行われた大阪・関西万博での演奏イベントを実施するなど新しいことに挑戦し続ける関西学院大学交響楽団。その歴史を示すようにホールの外には数多くの花束が飾られていた。
客演指揮として、2021年に開催した東京オリンピック・パラリンピックの開会式と閉会式の指揮で世界的に称賛を浴びた齊藤一郎氏(56)が出演。指揮台に上がる前には、コンサートマスタ―である小林文栄さん(取材当時教育学部4年)と固い握手を何度も交わした。
4年生にとっては最後の公演である今回の定期演奏会。小林さんは「4年間紡いできたものの集大成」と最後の公演にかける思いを語った。公演前の舞台あいさつでは部長である児見山舞香さん(取材当時経済学部4年)が4年間の感謝の思いを口にした。
約2時間にわたる公演だったが、指揮者である齊藤氏を筆頭に団員たちは最後まで躍動感・臨場感がある演奏を行い、聴衆を引き込んだ。演奏が終わった際には客席から「ブラボー!」という賛辞の声や割れんばかりの拍手がフロア中に響き渡った。
(佐藤朝陽)

