関学大は第48回総合関関戦で6月8日の結果、勝点ありで開催する部活の過半数で勝利した為、前年に続く2連覇を固めた。
本年度の関関戦は関学がメイン会場となって行われた。ホームであることを追い風とした関学大は、体育会スキー部の勝利をきっかけに関関戦前哨戦で競う14の部活中13で勝利するという圧倒的な強さを見せつけた。
本戦最初の9日、関学大は連勝ムードの中、前年に黒星を付けたレスリングの試合で勝ち星を挙げると順調であった。だが、関西大も意地を見せ、4競技のうち3競技で敗戦した。
8日は勝点がある競技が7つと全日程の中、両校にとっての天王山であった。多くの部活が接戦になる中、最初に勝ち星を挙げたのは関学大の準硬式野球部であった。その勝利を皮切りに、陸上ホッケー、スケート、重量挙、フェンシングと関学大は次々と勝利を納めた。その結果、8日の成績は5対2と関学が大きく勝ち越し総合優勝が確定した。
6月8日時点で確定している19勝6敗の記録によって、残り種目の結果に関わらず、関学大の総合優勝は揺るがない状況となっている。試合は6月15日まで、両校は熱い戦いを繰り広げる。
(田爪翔)