サイトアイコン 関西学院大学新聞

長く着ることについて考えよう「Worn Wear College Tour」開催

完成したマイバッグを手に笑顔を見せる学生=2024年10月24日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス中央芝生、川田恵里花撮影

 パタゴニア日本支社(本社:米国カリフォルニア)が10月24日、西宮上ケ原キャンパス中央芝生にて「Worn Wear College Tour」を開催した。

 「Worn Wear College Tour」は、パタゴニアリペアサービスの縫製スタッフが実施するワークショップを通して、衣服を長く着る方法や地球資源の節約について考えるイベントだ。ワークショップではミシンを使用した衣類の修理サービスや、参加者が自らボタンの取り付けなどを行うセルフリペア、着なくなったTシャツのマイバッグへの作り替えを行った。

Tシャツアップサイクルワークショップを体験する学生=2024年10月24日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス中央芝生、川田恵里花撮影

 原田英明さん(社会学部2年)は、お気に入りの服をより長く使いたいという思いでTシャツをマイバッグに作り替えるワークショップに参加した。体験を終えて、「すごく楽しかった。機会があればまた友達と一緒に参加したい」と笑顔を見せた。

 また、サステナビリティ推進本部公認学生団体「KG SDGs キャンパスサポーター」の協力のもと、パタゴニアが制作した映画の上映会とトークショー、そしてサステナブルファッションに関するカフェトークを開催した。

 カフェトークには15人の学生が参加し、「服を買うときに考えていること」や「生産からリサイクルまでの流れを可視化することの必要性」を話し合った。KG SDGs キャンパスサポーター副代表でカフェトークに参加した佐藤晃一さん(国際学部2年)は「社会課題をポジティブに捉え、『こんなことができるよね』と楽しくアクションを考えることが大切だ」と話した。

(森友紀)


この記事は二部構成です。vol.2は下記のボタンから。


Tシャツアップサイクルワークショップを体験する学生=2024年10月24日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス中央芝生、川田恵里花撮影
モバイルバージョンを終了