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オープンキャンパス開催 関学生の新たな試み

キャンパス内を案内するKG CLUB=8月4日、西宮上ケ原キャンパス、宝本拓夢撮影

関西学院大学は8月3日と4日の2日間、西宮上ケ原キャンパス・西宮聖和キャンパスにて夏のオープンキャンパス2024を開催した。

 最高気温が35度を超える猛烈な暑さの中、約2万人の高校生や保護者が来場し、キャンパスは活気にあふれていた。

 運営を行った入学センター公認サークルKG CLUBは、学生企画として高校生に向けた講演と相談会を実施した。

講演は受験勉強の仕方や学部ごとの講義の違いなど、高校生が気になる内容を詰め込んだ企画となった。

今年からの新たな試みである相談会では高校生が直接大学生に質問・相談をする機会を設けた。相談会場は多くの高校生でにぎわい、参加者からは「気になっていることが聞けて良かった」、KG CLUBのメンバーからは「高校生と話せて楽しかった」と双方から喜びの声が上がった。

KG CLUB代表の新宮大翔さん(文学部3年)は「高校生に大学について知ってもらえるいい機会になればいいなと思う」とオープンキャンパスへの思いを述べた。

「課外活動団体見学ツアー」

 相談会に続けて今回のオープンキャンパスで初の試みとなったのが「課外活動団体見学ツアー」だ。入学センターが発案し、学生連盟本部を中心に14の部活動の見学ツアーを実施した。

 大阪府から来た女子高校生(18)は体育会射撃部の見学に参加し、「射撃をしたことはないが、珍しい部活で面白そうだと思い見学した」と笑顔で話した。

 ツアーに参加した部活の一つである体育会卓球部の主務を務める杉山春人さん(文学部4年)は「卓球部の評判を聞いて来てくれた高校生がいて嬉しかった。今後も責任を持って活動していかなければならないと感じた」と引き締まった表情で振り返った。 

学生連盟本部は来年以降も参加団体を増やし、高校生のニーズに応えられるような時間を提供していきたいと考えている。  (石黒和加奈)

学生連盟本部の学生が部活動体験を案内する様子=8月4日、西宮上ケ原キャンパス、宝本拓夢撮影

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