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吹奏楽部創部70周年 春のコンサート開催

 関西学院大学応援団総部吹奏楽部は3月27日、西宮市民会館(兵庫県西宮市)で「創部70周年記念 関学 春のコンサート2024」を開催した。

 第1部では、パレードの先頭を行く楽隊車を意味する「The Bandwagon」や、2024年度吹奏楽コンクール課題曲を含む計5曲を演奏した。

 第2部では、「KGUSB on Journey」と題して、演奏で創部70周年を迎えた吹奏楽部の軌跡を辿った。第1部が吹奏楽曲中心だったのに対し、第2部では「世界に一つだけの花」や「どんなときも。」など、平成にヒットしたポップスを中心に演奏した。演奏中のソロパートは会場を盛り上げた。

部長の吉屋美玖さん(総合政策学部3年)は、「周年を迎えたことで、いかに吹奏楽部がたくさんの人に支えられているかを実感した」と語った。

 今回の演奏で大事にしたことは、音楽の楽しさを観客と共有することだという。奏者が楽しんで演奏する姿を観客に見せ、楽しんでもらえるようなステージをコンセプトにした。

 吉屋さんは今後の意気込みについて、「吹奏楽部を自分たちの引退まで右肩上がりで成長させたい。当部の成長に期待してほしい」と熱意を見せた。

 4月14日には応援団総部吹奏楽部による第5回「KWANSEI GAKUIN WELCOME CONCERT」が関西学院中央講堂で開催予定だ。是非迫力の演奏を聴いてほしい。(林諒太郎)

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