関学生協学生委員会は防災啓発イベントを11月8日と9日に学生会館旧館前で開催した。イベントでは防災クイズや非常食の試食を実施した。
防災クイズに挑戦した安田怜生さん(法学部1年)と東雲洸樹さん(法学部1年)は通りすがりにイベントを知り参加したという。二人は今回学んだ防災知識について「知っているようで知らないことが多かった」と述べた。実際に地震が起きた時に、学んだ通りに行動できない可能性を踏まえ「臨機応変に落ち着いて行動することが大切だと思った」と語った。
イベントのサブリーダーである同委員会の大給里桜さん(文学部1年)によると、このイベントは南海トラフ地震を見据えて企画したという。
「防災クイズに答えて正しい防災知識を楽しく学び、非常食の試食を通して非常食のおいしさを知ってほしい」と大給さんは話した。
防災意識は日頃から考えていないと身に付かない。大給さんはイベントに参加した学生たちに向けて「この企画を通して防災意識を高めてほしい。非常食は長期保存可能なので、災害に備えて家に置いてほしい」と思いを込めた。(廣津寧々)