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図書館内で茶会を開催 Library Workshop茶道体験

 関西学院大学図書館は西宮上ケ原キャンパスの図書館にて6月2日、日本文化を学ぶLibrary Workshopを開催した。5月31日に催したいけばな体験に続き、今回は茶道体験を実施した。参加者はお茶たてや季節の和菓子を楽しんだ。当日は台風の影響で悪天候が予想され、中止する可能性もあったが、無事開催する運びとなった。

 ケイトリン・モラリスさん(20)とレナ・ホッペさん(20)は飛び入りでの参加だった。図書館内でたまたまイベントを見かけ、興味を持ったという。特に着物の美しさに感激したと話した。和菓子と緑茶もおいしかったと語り、イベントに満足した様子だった。

 茶道部部長の戌亥(いぬい)(さや)()さん(社会学部3年)は、希望者の数が予想より多く驚いたと語った。「2、3日で募集枠が埋まった」と述べ、茶道に興味を持ってもらえていることに喜びを見せた。コロナ禍を経て、まだ二度しか開催できていない茶会。戌亥さんは「茶道体験でしか手に入らない楽しさがある。学外、部外の人にも茶道、日本の和を楽しんでもらいたい」と前向きな考えを示した。(岡﨑亮太)

お茶たてを体験する参加者の様子=2023年6月2日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス図書館、川田恵里花撮影
茶道具を見学する参加者の様子=2023年6月2日、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス図書館、川田恵里花撮影
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