関西学院大学の春学期授業が8日、始まった。昨年度は新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が中心だったが、今年度は原則的に対面授業となり、キャンパスには多くの学生が集まった。また、授業時間が90分から100分になって初の授業となった。
授業では、新型コロナ感染拡大防止のため、席の間隔を空けて着席するよう学生に求めた。多数の学生が出席した授業では、席の数が足りずに、指定された間隔を詰めて着席する学生の姿もあった。
今年度から授業時間が変わり、経済学部3年の女子学生は「授業の開始時間が10分早まったことに気付かず、遅刻してしまった」と話す。ほかにも「昼休みが短くなり、帰宅も遅くなるので前の方が良かった」「授業時間が長く集中力が持たないと思う」などの声があった。