レストランポプラ内で演奏をする交響楽団の団員=5月24日、レストランポプラ、小林颯翔撮影
文化総部関西学院交響楽団は、5月24日に関西学院会館内「レストランポプラ」で春の特別コンサートを開催した。
演奏会はクラシックを身近に感じてもらい、クラシックにあまり関心のなかった人々を取り込む事で交響楽団とレストラン双方の発展につなげることを目的としている。また、今年度から年4回の演奏会開催を予定しており、レストランポプラが学生団体と提携するのは初めてだという。
会場では来場者向けの企画も実施された。レストランと連携した限定ミルクレープセットでは、楽団オリジナルマグカップでドリンクを提供するなど、音楽への馴染みの薄い人を対象にした工夫が施されていた。
演奏会について、レストランポプラの福原英二さん(49)は「開催するたび、来客者数が増えている。今後は通常の営業ではなく、貸し切りによる実施も検討している」と、継続開催に意欲を示した。さらに「次回のイベントでもぜひ限定メニューを協力してつくりたい」と、さらなる連携への前向きな姿勢を示した。
会場では来場者から好意的な声が聞かれ、来場した大阪府在住の女性は「私は音楽に関する教養はないが、演奏を聴くと勇気をもらえて気持ちが前向きになるため何度も参加している。関学大の音楽環境の良さが特に気に入っている」と演奏会を振り返った。
同志社大学で美学芸術を専攻する男性は「部長とは友人で、初めて交響楽団のコンサートを見て魅了されて以来、何度も足を運んでいる。普段の研究とは違う、新たな視点を得るため参加した。クラシックの敷居が低くなることに期待したい」と語った。
同楽団コンサートミストレスの濵野心さん(人間福祉学部4年)は「毎回レベルは上がっていると感じている。人数が増えるだけでなく、お互いに演奏曲について協議するなど、演奏会が大きくなっていくことがうれしい」と活動の広がりを語った。
さらに同楽団部長の谷口裕也さん(神学部4年)は「レストランポプラで演奏する意義はクラシックに関心が薄い人にも来場いただけることにある。これまでは学院とのつながりが薄かったが、コンサートを一緒に作り上げる形で今後も関わっていきたい」と今後の連携継続へ意欲を示した。
(小林颯翔)

