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ペンとノートで始める「自分らしさ」の見つけ方 田辺絵美さんワークショップ開催

 関西学院大学社会連携・インキュベーション推進センターは昨年12月16日、西宮上ケ原キャンパスH号館で、「『マイノート』でみつかる!私らしさと私らしい働き方ワークショップ」を開催した。講師を務めたのは、関学大社会学部の卒業生で、株式会社i bridgeの取締役、田辺絵美さんだ。

 ワークショップには23人の学生が参加し、持参したペンとノートを手に、田辺さんの話に耳を傾けた。

 田辺さんは大学卒業後、会社員として働いていた。しかし、双子の出産を機に「自分らしく働ける職場を作りたい」と、30歳で起業した。小学生の頃から企画して伝えることが好きだったという。現在は暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」を主宰し、西宮市の実店舗やオンラインショップを、スタッフ48人と共に運営している。

 「マイノート」とは、自分の心が動いたことを書き留めるノートだ。ただ書きたいと思ったときに、本音や気づきをノートにつづる。田辺さんは「マイノート」を「心の預金通帳」に例え、「形に残すことで、他人ではなく、過去の自分と今の自分を比べられるようになる。自信につながる」と笑顔で語った。

 ワークショップで参加者は、グループワークを交えながら「マイノート」作りに挑戦した。最近撮った写真を題材に掘り下げるワークでは、学生同士が自身の体験談を積極的に伝え合う様子が見られた。

 参加した松島()(ひろ)さん(社会学部2年)は、日記や手帳を書くことが好きで、「マイノート」に興味を持ったという。「頭で考えるだけではなく、ノートに書いてアウトプットすることの大切さがわかった」と目を細めた。

 ワークショップは今回で2回目の開催だ。田辺さんは1年ぶりに上ケ原キャンパスを訪れ、改めて関学大のすばらしさを実感した。学生に対し、「大学時代の人とのつながりは途絶えることはない。縁を大事にしてほしい」と微笑んだ。

 雑誌の連載や企業との共同開発、ラジオ出演など幅広く活躍する田辺さん。学生らと言葉を交わす生き生きとした姿が印象的だった。

(八島みのり)

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