体育会ラクロス部女子は11月30日、たけびしスタジアム京都(京都市)で行われた第16回ラクロス全日本大学選手権大会の準決勝戦に出場した。2018年以来7年ぶりの優勝を目指す関学大は立教大学と対戦し、8対5で勝利した。関学大は12月21日にスピアーズえどりくフィールド(東京都江戸川区)で行われる決勝戦に駒を進め、日本体育大学と対戦する。
スタンドでは応援団総部を中心に、たくさんの関学大サポーターが選手に声援を送った。その応援を力に、関学大は序盤から猛攻を見せた。
関学大はアタック(AT)の井出歩未選手(人間福祉学部4年)が先制点を挙げ、第1クォーターを4対0でリードし流れを掴んだ。第2クォーターでも2点を追加し、6対0でハーフタイムを迎えた。
関学大はゴーリー(G)の鶴長紗耶選手(教育学部4年)を中心とした堅実な守備も光った。第2クォーターで立教大がタイムアウトを取った後、守備の時間が続いたが、鶴長選手のセーブや素早い攻守の切り替えによって、ゴールを守り抜いた。
しかし、第3クォーターから流れが変わり、1点を返される。第4クォーターでも開始直後に3点を返され、関学大はタイムアウトを取った。タイムアウトによって、関学大は相手の反撃ムードを断ち切り、2点を追加して勝利を収めた。
4得点を挙げた井出選手は、「1対1というところを常に練習でもこだわってきたので、それが本番で発揮できて良かったと思います」と語った。また、決勝戦に向けて、「決勝で絶対に勝ち、日本一という形で、今まで支えてくださった全ての方々に恩返ししたいと思います」と意気込んだ。
(仲悠士)
