サイトアイコン 関西学院大学新聞

【地域】多くの震災から紡ぐフォーラム

司会を務める関西学院大学災害コミュニティつむぎメンバーとヒューマン・サービス支援室職員の岡さん=2025年1月18日、西宮市立若竹公民館、田爪翔撮影

司会を務める関西学院大学災害コミュニティつむぎメンバーとヒューマン・サービス支援室職員の岡さん=2025年1月18日、西宮市立若竹公民館、田爪翔撮影

 NPO法人なごみは1月18日、「にしのみや防災フォーラム」を西宮市立若竹生活公民館で開催した。関西学院大学災害コミュニティつむぎが共催として参加、司会を務めた。講演では地域住民など約100名弱が集まった。 

 第一部では、基調講演、特別セッションとしてゲストが招かれた。福島県二本松市出身の菅野正寿さん夫妻が福島での東日本大震災のことや農業について基調講演を行った。 コープこうべ職員の松浦れい子さんは阪神淡路大震災当時、「コープこうべボランティアセンター西宮」のセンター長として活動した時の話を行った。

東日本大震災について語る菅野さん=2025年1月18日、西宮市立若竹公民館、田爪翔撮影

 第二部ではワールドカフェ方式でマスターと店員、お客さんという形に分かれて、東日本大震災や阪神淡路大震災、能登半島地震などの話題について話し合った。

 主催者で社会学部卒の田村幸大さんは「参加者が今回のフォーラムでお互いが影響しあって、よりよい学びを得るものになった」と自信に満ちた表情で話した。 

(田爪翔)

モバイルバージョンを終了