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悲願の全国制覇へ ラクロス部女子スタートダッシュ成功

試合開始直前に関学サポーターからの声援に応じるラクロス部女子=2024年11月17日、広域公園第二球技場、石岡孝憲 撮影

試合開始直前に関学サポーターからの声援に応じるラクロス部女子=2024年11月17日、広域公園第二球技場、石岡孝憲 撮影

 関西学院大学体育会ラクロス部女子は2024年11月17日に行われたラクロス全日本学生選手権大会の初戦を勝利で収めた。関学大は終始ゲームの主導権を譲らず、初戦の相手である岡山大学を13対1の大差で下した。

 試合当日は曇り空であったが、広島県の広域公園第2球技場に関学大のサポーターが大勢訪れた。大きな声援が送られる中、関学大は関西リーグ戦で魅せた破壊的な攻撃を最後まで相手に浴びせ続けた。

 関学大はミッドフィルダー(MF)の寺谷凛香選手(商学部4年)が先制点を決めると第1クォーターで3対0とし序盤の主導権を握ることに成功した。第2クォーターでは持ち味の攻撃力を遺憾なく発揮して8対0と完全に試合の流れを決めた。続く第3、第4クォーターでも攻撃を緩める事なく、関学大は最終的に13得点を上げた。

持ち前の攻撃力を発揮し果敢に攻める山下菜奈子選手=2024年11月17日、広域公園第二球技場、宝本拓夢 撮影

 しかしキャプテンの倉本莉子選手(社会学部4年)は「もっと得点が欲しかった。これからの試合を考えるとまだまだ足りない」と更なる攻撃へ貪欲さを見せた。倉本選手は続けて真剣な眼差しで「残り2試合必ず勝ちたい。去年、一昨年と先輩達が成し遂げられなかった全国制覇を勝ち取るつもりだ」と今大会の目標を語った。

 初戦に勝利した関学大は関西に戻り12月1日に明治大学との準決勝に臨む。

(石岡孝憲)

更なる追加点を入れ歓喜の輪ができるラクロス部女子=2024年11月17日、広域公園第二球技場、宝本拓夢 撮影
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