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全関学自主映画制作上映委員会 笑顔と活気溢れる新月祭初出店

「崖の上のハムラーメン」呼び込む学生=2024年11月3日、西宮上ケ原キャンパス、山下結大朗

 全関学自主映画制作上映委員会(全関映)は11月2日と3日、西宮上ケ原キャンパスで開催した新月祭にて模擬店を出店した。初日は大雨の影響もあり客足が伸びなかったが、2日目は部員たちの積極的な呼び込みの甲斐もあり大盛況となった。また、文学部棟では全関映で制作した映画の上映会も行われた。

 全関映が新月祭に模擬店を出店するのは初めての試みである。昨年は部員みんなで楽しめるイベントをあまり行えず、今年はそんな状況を変えてみたいという思いから模擬店を出店する運びとなった。模擬店名は「崖の上のハムラーメン」。ハムをのせたラーメンを販売した。ラーメンにジブリの要素を盛り込み、崖の上のポニョの世界観を再現した。

 模擬店の代表、原田英明さん(社会学部2年)は「初日は大雨で大変だったが、来場者、部員ともにみんなが楽しむことができてよかった」と笑顔で語った。

 全関映は脚本や監督、キャスト、撮影から編集まで、映画制作のほとんどを部員の手で行い、制作した映画作品を上映することを目的とした大学公認サークルだ。昨年度から部員数が倍増し、現在の所属部員は約70人である。留学生も所属するなど部員の幅も広い。部長の片山(やす)(は)さん(総合政策学部3年)は、「映画が好きな人や、映画を制作してみたい人を学年問わず募集中だ」と話した。(山下結大朗)

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