AiMEiBA作成のロボット、2024年11月3日、西宮上ケ原キャンパスC号館、山下結大朗撮影
神戸三田キャンパスを拠点に活動しているロボコンサークル「K.G.ロボコンサークル~AiMEiBA~」は、11月2日と3日、新月祭会場の西宮上ケ原キャンパスC号館で成果発表会を開催した。
ロボットコンテストで実際に使用したロボットやロボットの技術を生かして製作したゲーム機を展示した。会場には子供から大人まで多くの人が来場し、展示を楽しんでいた。中でも手作りのスロットや鉄球の試練などのゲームには長蛇の列ができた。
今年で2回目の出展となったが、代表の篠原貫太朗さん(工学部3年)は「昨年は出展作品数がやや少なく不完全燃焼気味だったが、今年は作品が増えてたくさんの笑顔が見られ嬉しい」と微笑んだ。
AiMEiBAは、大小さまざまな規模のロボコンに参加しており、大会優勝という大きな目標に向け日々仲間同士で知恵を出し合いロボットを製作している。ロボット初心者で入部する学生がほとんどで、興味があれば誰でも入りやすい点がこのサークルの特長だ。
そんなAiMEiBAが結成されたのは3年前。AiMEiBAは”I may be a“という英文を「アイ メイビー ア」と読んだ時のローマ字表記を文字起こししたもの。「私たちなら何だってやれる」との願いを持って満場一致で命名した。
今後の展望について篠原さんは、公認サークルとして活動したいとした上で「ゆくゆくは西宮上ケ原キャンパスでもサークルに入る部員が欲しい」と語る。アメーバのように徐々に大きくなっていく新生サークルのこれからに注目だ。 (山下結大朗)