国内のミスコンテストの決定版として開催される「2020ミス・ジャパン」の大阪大会が4日、大阪市中央会館ホールであり、関西学院大学経済学部3年の宮丸久実さんがグランプリを受賞した。
女性に笑顔と勇気を与えられる存在になりたいという思いから、モデルとして活動する宮丸さん。事前審査を勝ち抜いた7人の中からグランプリに輝いた。「女性としての美しさは、女性の持つ意思や自分らしさからあふれるもの。今回の大会でも内なる美や立ち居振る舞いに重点を置いた」と振り返った。
同大会は新型コロナウイルスの影響で無観客開催となった。宮丸さんは「大会に向け準備をしてきた出場者にとって、一度中止になった大阪大会が無観客という形でも開催されてうれしかった」と感謝の思いを語った。
宮丸さんは、大阪代表として9月開催予定の「2020ミス・ジャパン日本大会」に出場する。「日本大会は地方大会を勝ち抜いたファイナリストと戦うことになる。大学生だという甘えは通用しない。ミス大阪としての自覚を持ち、しっかり活動したい」と語った。(壷山千種)