関学OGの参加者からの質問に答える玉木氏=2025年1月27日、東京丸の内キャンパス、田爪翔撮影
関西学院大学は1月27日、第3回タウンミーティングを東京丸の内キャンパスで開催した。講師に衆議院議員で国民民主党代表の玉木雄一郎氏を迎え、「戦後70余年、変わりゆく社会の価値観や制度の疲労にどう対応するか」というテーマで行われた。
ミーティングは、まず玉木氏が自身の所属する国民民主党の基本理念や重点政策について説明することから始まった。政治の役割の基本は 「文を興し、武を振い、農を励ます」 という西郷隆盛の言葉に凝縮されていると述べ、「人を育てること」「国を守ること」「産業を興し、民を豊かにすること」という三つの国の役割を党の政策と関連づけながら詳しく解説した。
また、自身の政党について、「小さな勢力だが、さらに拡大し、現実的かつ具体的に日本を変えていきたい」と力を込めた。
その後、参加者との質疑応答が行われ、質問は、国民民主党の主要政策である103万の壁問題から防災・減災対策まで幅広い分野の質問がなされたが、玉木氏は一つ一つの質問に丁寧に答えた。
国際学部1年の男子学生は、「来年、妹も私立大学に進学するが、親の所得が理由で奨学金を受けられない」と自身の状況を述べ、玉木氏の見解を求めた。これに対し玉木氏は、現行の奨学金制度の問題点を指摘した上で、「給付型奨学金の所得要件の撤廃や緩和を実現していきたい」と述べ、学生に希望を与えた。
(村山諒)